【番外編】おっさん達をアツく滾らせるモノ。
やべ、出遅れた。
滅多に更新しないレアな方々も更新してるとあらば私も更新しないわけにはいかぬ。
ちょいとサブスリー挑戦記からは外れます。
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ランナーの魂を揺さぶるもの。
元気のなくなったオッサンたちのアレを元気にさせるモノ。
そう、襷繋ぎ。
12/6(日)、奥多摩渓谷駅伝に参加して参りました。
What is 奥多摩渓谷駅伝?
出走経緯も含めてこちらをご参照くださいませ。
www.yoga-run.tokyo
あ、まっさんは別チームですw
ちょっと刺激が強いのでご注意w
1区: High(Naotoさん)
2区: 吉田さん(よしらんさん)
3区: SSさん
4区: Nさん
5区: ちみのすけさん
6区: petaさん
という布陣で臨みました。
※それぞれブログのリンクを貼っているので、各区間の様子などぜひ覗いてみてくださいませ。
ホントはみんなでパーっと参加したかった。
でもこんな御時世ですから。
たまたま砂利道ロケットマラソンに居合わせたメンバーだけで出場することになったのです。
といっても、僕は脚が遅いので補欠だったんですけどねw
ここでいう「補欠」というのは名前だけ出場リストに連ね、その実、参加する予定のない役のことである。
そのはずだったのだけど、、
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12/2(水)。
petaさんからLINE。
LINEを見るとNaotoさんがKNJにより残念ながら参加できないことになったので走れないか、と。
プレッシャー半端なくて走りたくなかったけど
2つ返事で快諾。
ということで。
大会4日前にして出走が決まりましたとさ。
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ランナーというのは襷繋ぎが好きなものですが、今回の襷繋ぎは自分にとって特別。
楽しみよりも責任の方が重くのしかかる。
なぜなら恐ろしいメンバーだったから。
サブスリーなんて当たり前ってレベルのなか、夢見がちランナーが紅一点(あたし男です)。
よしらんさんに至っては2時間30分切ってフル走り切る超速ランナー。
四捨五入?すると俺とは1時間も違うよ(トオイメ)
目標は44.8kmのアップダウン激しい道のりを2時間40分切ってゴールすること。
(3'34"/kmペース…!)
だから朝ご飯も緊張でデザートまでしか食べれなかった。
あー吐きそ。
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東青梅駅に集合したのも束の間、すぐに解散して各自の持ち場へと移動する。
幸いにもNaotoさんがサポートとして駆け付けられることになり、スタートまで1区の私について下さった。
検温を済ませて襷を事務局から受け取る。
アップを軽く1kmちょっと済ませてすぐにスタートの時間がやってきた。
はー。
緊張するぅうう!!
「10秒前ー!」
「…」
「パーン!」
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一斉にスタートするランナーたち。
激しく後ろからぶつかってきて強引に前に出てくる。
みんな高揚してぶっ込んでくるのはわかってたので意識的に抑えたけど、時計を見ると3'30"/km。
1区は上り基調の区間なので、焦らず徐々に落としていった。
数百メートルもいかないうちに、無理して突っ込んだランナーたちがパラパラと落ちてきたので回収していく。
(最初にぶつかってきたイミは?)
緩やかな上りが4kmほど続き、そこから何回かアップダウン。
急な坂じゃなくても、普段、河川敷のフラットコースしか走ってない自分にはキツくて全集中の呼吸。
上りで耐えて(4'00"/km)、下りで呼吸を回復させる(3'40"/km)イメージ。
集団走になるかと思いきや、どうやら自分は遅過ぎて小集団にもならず。
辛抱強く、落ちてきた選手をパスする。
やがて、赤いハチマキも見えてきた。
まっさんのチームだ。
事前情報では3'35"/kmくらいで遥か前にいるはずだけど、、
どうやら上りで苦戦してるようだったので、前を失礼して先を急がせてもらった。
どこがゴールかよくわからんけど、事前に敵チームからのスパイであるまっさんからリークがあり、距離はわかっていた。
ずっとキツかったけど、せめて最後は前の大柄な外国人を抜かしたい。
この方も上りが苦手なようで、ジリジリ詰め寄り、何とか抜かす。
…が、ホッとしたのも束の間。
さっき抜き去った外国人がとんでもなぇスパートをかけてくるではないか!
400mが57秒の私でも反応できない!
シンジラレナイ!
申し訳程度のダッシュで2区の吉田さん(よしらんさん)の元へ駆け込む。
思わず「ごめんなさぁぁああい!!!」と叫んでしまった。
結果。
一般の部131チーム中93位。
遅っ!
何とか呼吸を整えてから一枚。
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その後はアンカーのpetaさん、Naotoさんと共に途中経過を見守る。
1時間ほどしてトップ選手たちが駆け込んでくる。
いまかいまかと待ち構えるpetaさん。
ほどなくして5区ちみのすけさんが体幹を左右にブラしながら飛び込んできた!
ちみさんが体幹をブラすということは相当キツいということだ。
無事に最後の襷を繋ぎ、ゴールに向かって一直線に駆け抜けていった。
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結果は2時間40分34秒。
目標まであと僅かだと知り、申し訳なさと悔しさでいっぱいになった。
「また来年も必ず出よう!」
その後の温泉で裸で誓った。
風呂上がってからもビール片手にアツく語った。
(まっさんはコーラ)
滾ってきたちみさんも思わず名言を連発。
※まっさんやNさんのブログを読んでいただくとよくわかります。
例えば。
※自分とまっさんへの単なる檄であり、特に他意はありません。
目の前のまっさんの顔を見てみると気持ち良さそうな顔をしていた。
挙げ句、「もっとちょーだい!」とおねだりする始末。ホントいやらしいんだから。
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振り返ってみると最高に楽しかった一日。
やっぱ駅伝が好きだ。
みんなと走れる日が来るのを楽しみにしつつ、また一から鍛えていこう。