低血糖サブ4ランナーのサブ3挑戦記

考えて食べて、考えて走る

【東京チャレンジマラソン2021秋大会レポ(前編)】風女。

ついに!!!!!


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みのすけさんが読者登録してくれました!!!(爆)


ちみさんはサブスリーしないと読者登録をしてくれません。


でも俺は知ってる。
twitterに記事を共有する度、そこから飛んでわざわざ読みにきてくれてることを。


登録しなくても読むんかい!


***


今回のチャレマラは風が強かった。


一体どれほど強かったのか?

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気象庁HPより引用。


10:00スタートだったんだけど、走り出して2時間超えてから(30km以降)平均風速ほぼ5m超え


ちなみに上の数字は観測地点を1番近い東京で見てるけど、観測所は皇居外苑北の丸公園だからね。


荒川沿いは間違いなくこれより強い風が吹いてる。


「いやいや、風速言われましても想像つきまへん」


確かに。


もっとわかりやすい例を出すと、
知り合いのランナーが30人近く出走し、
4人がDNF
11人が撃沈または失速。


あとはサブスリーペーサーに付いていた約100人の大集団が最終的には5, 6人に


坂や日差しの影響だってもちろんある。
個人の調子や力量もあるでしょう。


でも結果が思うように出なかった仲間だけ見ても、十分なほど練習を積んできてたし、安定した実力を持った強いメンバーばかりだった。


どう考えても風の影響は強過ぎた。


***


世の中には自分みたいな「晴れ男」がいれば、まっさんやおいやんさんのように嵐を呼ぶ男もいる。


でもまさか「風女」までいるとは思わなんだ。

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「風女」with「嵐を呼ぶ男」。


彼女は名古屋ウィメンズマラソン強烈な突風に遭い、ぐんまマラソンで強烈な暑さとからっ風に遭い、今回の東京チャレンジマラソンでも河川敷風の被害に遭った


とても可哀想だ。


そんな彼女を風除けに使おうだなんて、、

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うん。可哀想だ。まぁ、俺は100人の風除けの後ろに文字数


みんな!
今度カナ先生が走る時はみんなで風除けになるんだぞ!
俺も風除けになりたいけど、残念ながら後ろからお尻を触る坂を押すという大役があるからみんなに任せた!


でも別大では風が吹きませんように。


***


…とまぁ風が強かったわけです。


坂も含めてそういったコースコンディションは自分ではどうしようもない部分だけど、今回は自分自身にも問題があった。


いつもフルマラソン直前に体調を崩すか怪我をするので、今回は満を辞して4週間前からテーパリング。


「テーパリング=負荷を落とす」だと思うけど、ここで大事にしたかったのは一口で負荷と言っても何を落とすか。


「負荷=量×強度」とした場合に、量は落としても強度は落とさないというのをポイントにした。


でもここで一つ落とし穴。


強度を落とさないと言う割に2週間前のハーフとか1週間前の10kmをタイムトライアルにしてしまった。


これって普段ですらやらない強度なのに、テーパリングしてるからそれくらい大丈夫と思って強行してしまったけど、やっぱりMペースで良かったと思う。


結果として2週間前のハーフで腰痛を再発。
モチベを上げるため、自信を付けるため、ここは絶対外せないとアルファフライを履いて初めて5km以上走ったのもよくなかった。


腰痛もマシになったので、1週間前のよこはま月例にて10kmガチったら腰痛が悪化。
翌日、疲労抜きの為に温泉でサ活3セットしたら思いの外疲れが溜まってたのか体調も崩すという、、


悪化して高熱が出ないように前日まで毎日葛根湯を服用し、腰痛対策のケアに力を入れる日々。


そんな中、天気予報を見るとどうやら風が強そうだということがわかり、設定ペースをどれくらい下げるか悩み始める。


結局のところ前日の夜まで悩みに悩み、出た答えがこれだ。


いま思えばこれは大英断だった。


ダニエルズ爺のVDOT表を見ると、
1500m: 4:36.7→59.6(3'53"/km)
5000m: 17:33→58.0(3'59"/km)
10km: 36:28→57.9(3'59"/km)
ハーフ: 1:21:08→57.5(4'01"km)

※()内はMペース。


こんなだから4'05"/kmで行こうなんて思ってた。


でもフルマラソンは安全プランが正解なんだとこれまでの失敗で少しは学んでたようだ。


腹が決まったつもりでも緊張するもんは緊張する。


20:30過ぎにベッドに入ったのにほとんど寝れず、少しうたた寝しては起きての繰り返し。


5:30に起き出してみるとやっぱり腰痛と少しは回復したものの若干の体調不良。


Nさんのコメントを御守り代わりに妻に会場まで車で送ってもらう。
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体調悪いのは気のせいだから大丈夫。
やることはどっちにしろ変わらないんだから。


そんな想いで会場入りした。


後編につづく。