低血糖サブ4ランナーのサブ3挑戦記

考えて食べて、考えて走る

【東京マラソン】キプチョゲを探しに(前編)。

まず初めに。


東京マラソンの開催に向けて尽力して下さった皆様、本当にありがとうございました。


こんなクソ辺境ブログにこんなこと書いても意味ないかもしれないけど、最高の大会でした。


色々な大会に出場してきましたが、
やっぱり東京マラソンは特別


また必ず走りたい。
というか来年も走りてぇ!!笑


そして今回は荷物預けがないということで、
「俺預かろっか?」と申し出て下さったtakawonさんスペシャルサンクスです。


zunzumanさんもtakawonさんと一緒にサポートして下さり、ありがとうございました!
お2人のおかげで良いスタートを切ることが出来ました。


他にも応援して下さった皆さんもありがとうございました!!


***


1日経ってみて。


例の如く、右膝が腸脛靭帯炎でやられておりますが、昨日は走り終わって2次会まで楽しんだあと、1時間のダウンウォーク(犬の散歩とも言う)で身体を解してきました。


今朝も1時間みっちりと犬の散歩をしましたが、相変わらず歩くだけでチョーケイが悲鳴を上げると同時に、ハムストリングスを庇って走ったせいで前ももまで筋肉痛で死んでます。


3日間は走らずに散歩に徹します。


それから我慢してたポテチが美味い!

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週末に出張行ってた妻からの応援ポテチ。


金曜日からこれを眺めながら間食を我慢するのは辛かった。涙


今日だけはチートデイ!


明日から3/21のRFC板橋荒川に向けてきっちり合わせていくぜ。


***


さて、今回はスタートまで。


予定通り4:00に起床。


おにぎり2つと味噌汁を流し込み、準備してた荷物の最終チェック。


実は服装をまだ悩んでいた。


寒ければ「半袖」。
暑ければ「シングレット」。


自分はフルマラソンの記録はグロスに拘るタイプなので、大規模大会では早めの整列が鍵となる。


7時に入場開始なので、下手したらそのタイミングで整列したらスタートまで2時間10分は待機することになる。


少しでも暖かい格好をした方がいいのか?
それとも走る時のことを1番に考えた方がいいのか?


天気予報とにらめっこしながら決めた答えは、、


「シングレット」
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後半は13度だし、日差しもあることを考えたら絶対に暑く感じるはず。


スタートまでは用意したゴミ袋防寒着で何とか凌ぐしかない。


妻が出張中の為、犬の世話などあれやこれやとしてたらあっという間に出発時間。


慌てて家を出発し、集合時間の約10分前に到着予定の電車に乗ったことをtakawonさんにLINEしてホッとしていたところ、更に15分前に到着予定とのこと。


どうやら原因はzunさんのようだったが、お2人ともホント早すぎですって!笑


新宿駅に到着すると、まだランナーもまばら。
お2人と無事に合流し、同じくAブロックスタートのひらぶーさんとも合流すべくLINEをすると、既に入場ゲートの前でスタンバイしてるとのこと。


入場ゲートの前に行くと、既に列が出来始めてる。
でもまだ人はだいぶ少なく、すぐにひらぶーさんと、応援のマフさんを発見。


ここからは選手しか入場できないということで、走る格好にならねばならぬと諭される。


慌てて準備をするも、入場ゲートが先に開場。


気温は恐らくまだ5, 6度前後で、日影はかなり寒い。
周りの選手は袖までしっかりある100円カッパとかを着てたけど、俺のゴミ袋で作った簡易防寒着は袖なし。


すると、「ジャケットは着たままでいいんじゃない?俺たちが回収するから、走り始めたら投げ渡してくれればいいよ」と、takawonさんから素晴らしい提案。


おかげでゴミ袋+ Mammutのウィンドブレーカーを上に着たままで待機することができた。


用意したスマホで体調管理アプリを見せ、検温、アルコール消毒、アスリートビブス(ゼッケン)を見せてスムーズに入場。


遅れて入場したけど、全然人が少ない。


ひらぶーさんが待ってて下さったので、2人でとりあえず朝の大仕事をしに御花畑へ。


しっかり2回目の大仕事も済んだのでスッキリ。


問題はいつ整列を開始するか。


整列してる選手はまだ2列目までしかいない。
トイレに行けなくなる可能性もあるし、そりゃそうだよな。


でも向こう側には何と既にTomさんがいらっしゃるのを発見。


Tomさんはブログ村のマラソンカテゴリートップのsub245ランナー!
runnert.blog.fc2.com


そんな超有名人を月例赤羽や大会等でお見かけしてはいたものの、お話するのは今日が初めて。
ひらぶーさんが仲良いおかげで初めましてのご挨拶ができた。


そんなわけで意を決して整列にジョイン。


もっと押し合いへし合いして結局中盤くらいになってしまうのを予想してたけど、ハイテクハーフに比べてだいぶイージー
期せずして好ポジションゲット。


その後も人入りまばらで、混み出してきたのは8:15過ぎくらい。
ちょうどそのあたりで並び始めたまっさんのロスタイムは15秒。
俺のロスタイムは11秒だったから、あの40分は無駄だったということかw


スタートエリアは終始日影で、ウィンドブレーカーを着てるとは言ってもその場で座り込んでるだけだと寒い。


7:30に整列してからものの30分で尿意が込み上げてきた。


でもその時はまだ全然余裕でスタートエリアを出て戻ってくることができるほど空いており、ひらぶーさん、Tomさんと交代でトイレに行けた。


暇なので折角なので3人で記念撮影したり。
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話しながら徐々に気持ちが盛り上がってきた。


と同時に、こちらもまた少しずつ盛り上がってくる尿意


時刻は既に8:40。
後ろはもう混んでて抜け出すことは厳しい。


「まぁ走り出せば意外と何とかなるレベルかな」
なんて思ってたけど、隣でひらぶーさんが簡易便所とぽんちょを駆使して見えないように上手いこと用を足してらっしゃる。


それを見て少しずつ自分も不安になってきたが、きっと大丈夫だと言い聞かせ続けた。


Aブロックと準エリを区切ってたロープが取り除かれ、前に詰めるよう指示される。


これでいよいよ外に出られなくなった。


それでも一部の方が横の植木から出入りしているのを見かけたけど、そんな不届き者にはなりたくない。


大丈夫。


俺は行ける。


本番のペースと尿意は走り出してみないとわからない。


百合子のスピーチが始まったが、話が全然頭に入ってこない。


しかもそんな時にずんずんから不安になるLINEが。

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頑張れ、ずんずん!


takawonさんに電話し、ポジションを変更してもらうことになったが、どこに陣取ってるかわからん。


最悪このウィンドブレーカーを着たまま暑くて死ぬか、2万円弱のコイツをゴミ箱へとthrow awayするか。


9:10。


盛大なスタートの合図と共に俺の旅は諸々の不安を抱えながらスタートした。


つづく。