低血糖サブ4ランナーのサブ3挑戦記

考えて食べて、考えて走る

【勝田全国マラソン】前編。

今日は有給休暇。


近所の温泉へ行って疲れた体を癒し、綺麗に整えられた庭園を見ながら心穏やかに昼食をとっていた。

出典:前野原温泉 さやの湯処 (https://www.sayanoyudokoro.co.jp/facilities/)


後ろでは20代のギャル3人組が恋愛トークを繰り広げており、実に穏やかではなかった


1人目(A子)はどうやら彼氏に一途らしく、友人関係よりも彼氏を優先するという考え。


2人目(B子)は既婚者かつ子供もいるようで、A子に対して結婚のリアルを語りながら警鐘を鳴らしていた。


全てを捧げたいというA子に対し、B子は絶対に間違っていると言う。


B子:「結婚っていうのはリスクだからね」


おいおい、とんだ名言が出てきたもんだ。


C子:「まぁ、でも難しいよねー。A子がそれで幸せならいいんじゃない?」


2人の調整役のC子。


非常にバランスが取れた3人組だ。


最後はみんなで色々と男の文句を言いながら、
「男なんてそんなもんだよねー」
というオチだった。


…この素晴らしい庭園を前に侘び寂びなんてあったもんじゃない。


さて、勝田のレポを始めるよっと。


***


待ちに待ったこの日が来た。


その間、実に半年。


結婚式の準備やら仕事でバタバタしてたおかげで、気づいたらあと2ヶ月まで迫ってたのは不幸中の幸い。


ずっと楽しみにしてたんだ、この時を。



















納車を。

トヨタ ランドクルーザープラド。


給湯器が壊れた時も半導体不足のせいで納期がだいぶ長かったけど、新車も例外ではなかった。
いや、むしろもっと酷かった。


世界が誇るトヨタランドクルーザープラド。


この車の性能は半端ない。


そしてリセールバリューも。
リセールバリューとは売却価格のことだ。


常に安定して輸出が絡んでくるこの車は、世界で最も値崩れしない車の一つだ。
売る時に信じられない値段がつくので、実質タダみたいなものだ。
タダの定義が何かはこの際無視する。


いつか乗ろうとは思っていたけど、こんなに早く乗るとは思わなんだ。


ある日、妻が気まぐれで試乗予約をしてしまったばっかりに即決してしまった。
即決させるのは得意だけど、滅多なことじゃ即決しないこの俺が。


というわけで、勝田全国マラソンの2日前に無事に納車していただきました。


納車したらせっかくなのでドライブに行きたい。


ちょっとした旅行気分を味わうべく、急遽前泊することに決定。
楽天ポイントも5万ポイント以上溜まってたのでタダでホテルに泊まれた。


俺はお得に目がないんだ。


世間ではそれをケチというらしいが、俺は最初の会社でインセンティブが出た日に先輩と店長に連れられて行ったはずのキャバクラでたかられた挙句、結局奢って使い切ってしまうくらいには気前がいい。


そんな話はどうでもいい。


ドライブも前泊も最高だった。


前日は大浴場で疲れを癒し、寝る前にストレッチをして23:00頃に就寝。


自宅からであれば朝4時台には起きて準備しないと間に合わないのに、5:30までゆっくり寝て、美味しい朝食も準備してもらって、ゆっくりテーピングしてから会場まで余裕を持って迎えたのは本当に助かった。


***


8:30頃会場に着くと、zunzumanさんが既に陣地を用意してくださっていた。


続々と集まるラン仲間たち。


今回は恐ろしいほど多くの仲間たちが集った。


9:30にはシューズ円陣。

あまりにも多すぎて収まらず、全然参加できてない人たちもいた。


まっさんのように外からシューズ円陣を撮るという新しい参加の仕方を編み出した仲間がいたくらいだ。


心配していた天候の方は全く問題なかった。


大寒波が襲ってきていたので、予想気温は最低気温が-4度、最高気温でも7度ということだったが、蓋を開けてみればスタート時の気温で既に4度か5度くらいはあった。
しかも快晴だったので、スタートラインには陽光が差して暖かった。


トイレも男性は小専用がしっかり用意してあったし、今年は何と洋式のトイレも用意されていたようだ。
今回の勝田はそういった意味でもストレスが全く無く、最高のコンディションで臨むことができた。


あとは坂多めの少しタフなコースをどう攻略するかに集中するだけ。


10:30 号砲と共に俺の勝田は始まった。


つづく。