低血糖サブ4ランナーのサブ3挑戦記

考えて食べて、考えて走る

エレベーターの所作でわかる人となり

「最近の若者は〜」

というネガティブな意味で使われる、

有名過ぎる慣用句がある。

 

まさにその通りだと思う。

 

まだギリギリ若者と言っていただける身で、

自分自身が日々、粗相を起こしているのを承知で敢えて言わせていただきたい。

 

 

 

舞台はエレベーター。

 

そこはその人の人となりが丸裸にされる空間。

 

乗り込んだ瞬間、

 

どの立ち位置で

どんな格好で

どんな役割を持って

 

目的地へと向かっていくのか。

 

そこで色々とわかってしまう。

 

 

 

朝の時間帯。

 

オフィスへと向かう通勤者が多く、

各々荷物を持った状態。

まぁ中には手ぶらで通勤するというツワモノもいるが。。

 

ここでは暗黙の了解で、

若手の役割というものが決まっている。

 

エレベーターが到着したらサッと先に入り、

行き先階ボタンの前にポジショニング。

 

皆さまのストレスがないよう、

絶妙な開閉ボタン操作を行い、

自分の階に到着したら一番最後に降りる

 

…であるはずなのだが。。

 

 

 

ここ最近、弊社は営業現場から本社へと異動してくる若手が多い。

それを「栄転」と勘違いする者もいる。

 

まぁ片田舎の店舗から華やかな丸の内本社に来て、

営業職から企画職に急に変わったらわからんでもない。

 

でも、働く「場所」なんて関係ない。

自分がどんなバリューを発揮できているかが問われている。

 

そんな厳しい環境が丸の内本社だ。

 

まともな考えを持ったものなら、

他の社員たちとのレベル差に打ちひしがれ、

自身の力のなさを猛省するのだが。。

 

こともあろうに「調子に乗る」輩がいるのだ。

 

まぁ主に新卒採用チームwww

職種的にリクルーターという形で新卒を集めてくる「営業職」みたいな側面があるので、自身の力のなさに苦しむことは少ないと思われる。

 

とにかく。

 

そんな若手たちが取る行動はこうだ。

 

①真っ先にエレベーターに乗る。

②早々に自分の行き先階ボタンを押す

③後ろに下がる

④リュックを降ろさない

※リュックは場所を取るので降ろして身にぴったりとつけるのが礼儀。

 

優雅なクラシックが流れるエレベーターの中とは裏腹に、

私は内心穏やかではない。

 

わずか3, 4年程度ではあるが、

先輩社員である私がその役割を担う。

 

するとこう思うのだ。

 

「最近の若者は…」

 

 

 

ちなみにこんなエントリーを書こうと思ったのは、

今朝もこういうことがあったからではない。

 

逆に、いつも通りに若手のツトメを果たしていたら、

ベテラン社員の女性が「ありがとう」とハッキリ仰ってくださったから。

 

何だか心がほっこりしたのと同時に、

それに比べて「最近の若者は〜」と思ってしまった次第。

 

しがない若手社員に「ありがとう」といえるベテラン

 

そういう大人に私はなりたい。