低血糖サブ4ランナーのサブ3挑戦記

考えて食べて、考えて走る

【水戸黄門漫遊マラソン】レース後編①。ぶっこむ姿に勇気をもらう。

只今、長野県は松本へ帰省中。

長時間の運転でまた腰に負担が。。涙

 

風邪の方も良くはなったけど、

体の芯でまだ燻ってる感じ。

 

水戸のダメージは予想以上に大きかったか。

 

疲れからか実家に着いてから錯覚が見える。

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私: 「母上殿。分身して2羽に見えるのだが気のせいか?」

母上: 「また買っちゃった♪」

 

ほう。

 

いや、でもこれは流石に疲れて目が…

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お分りいただけただろうか?

後ろに白いインコの亡霊が…

 

母上: 「また買っちゃった♪」

 

…。

 

鳥好きの闇は深い。

鳥に取り憑かれたなんつって。

 

鳥あえず、

金曜日のアスヨガの話題もあるのだけど、

構わず水戸レポ、推して参る!

 

***

 

21〜25km 22'28"(4'30"/km)

ハーフ通過: 1:34'39"

 

気持ちが揺らいでいた。

 

「DNFするか…」

 

30kmの壁は良く聞く話。

 

私の場合は調子が良ければ35kmから辛くなる。

前回の松本のように前日もポイント練習なんかすれば25kmくらいから辛くなる。

 

「今回は18kmからか…」

 

間違いなく走り切ることは不可能で、

途中から歩くのは必然。

 

最悪の場合、どこか怪我する恐れもある。

 

そんな中、無理して走り切るべきか。

 

ハーフの折り返し地点が近づいてくる。

 

颯爽と駆け抜けていく仲間たち。

皆、元気そうだ。

 

その中の1人。

 

ある男の顔を見て、

自分はまだ行けるはずだと覚悟を決めた。

 

そう。

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ぶっこみのRyo

ハーフだというのに死にそうな表情。

なぜ彼はここまで自分を追い込めるのだろうか。

 

周りの人はペース配分考えろよ!

と言うかもしれまい。

 

しかし、この時の私に彼は勇気をくれた。

ありがとう。

 

***

 

26〜30km 27'21"(5'24"/km)

 

覚悟を決めたまでは良かった。

 

しかし、ジュワぁぁあと広がる腰の痛み。

走る衝撃が腰にキクゥ!くる。

 

辛抱堪らず、

ついに27km地点でウォーキングデッド。

というよりストッピングデッド。

 

するとすぐにFuruhon-yaさん。

お声掛けいただくが動けず。

 

屈んだりストレッチしながら、

何とか走ったりを繰り返す。

 

そして30km手前で雪だるまさんにもかわされる。

 

30km地点でメダリストジェル(コーヒー味)を補給。

 

***

 

31〜35km 26'17"(5'15"/km)

 

雪だるまさんの背中がまだ見える。

 

何とかついていこうともがく。

 

…が、小さくなりゆく背中。

 

もう腰が痛過ぎるし、

足はビキビキのバキバキなんだ。

 

「これはダメだ。リタイアしよう」

 

本気で思う。

そして収容バスを探しながら走る旅。

 

33kmで千波湖に突入。

 

と、同時に見つけた救護所。

一瞬迷って寄り道をする。

 

救護所を利用したのは初めてのことだった。

 

アイシングスプレーを足に満遍なく掛けていただき、

マッサージをしていただく。

 

腰の痛みはしゃがんで少しでも和らげる。

 

収容バスを初めてじっくりと見た。

まだ誰も乗ってない。

 

台風の影響で水浸しのはずだった千波湖コースも、

ボランティアの皆様のおかげで綺麗になってる。

 

「走れますか?休んでいかれますか?」

「大丈夫っす!いけます!」

 

もう腰がどうなろうが知らん。

歩きさえすれば完走だって出来る。

 

もうなり振りなんて構ってられなかった。

 

次回でラストです。

 

クリックしていただけたら、

嬉しくて跳んじゃいます。

(いや、走れよ)

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