【水戸黄門漫遊マラソン】レース後編②(最終話)。運命の瞬間に立ち会う。
36〜40km 32'19"(6'28"/km)
歩いてる時間がどんどん長くなる。
すると後ろから、
「Highさん!」
なんと、遥か前にいると思ってたRyoさん。
どうやら千波湖入ってすぐにパスしてたらしい。
声をかけていただいたのに気付かなかったとのこと。。
申し訳ないっす。。
Ryoさん:「リタイアしようと思ったんですけど、収容バスに誰も乗ってなくてパスしてきちゃいました。。」
私:「実は僕もっす。。」
若いの2人がお互いDNFしようとしてたなんて情けないお話。
でも、結局走ることにした。
その時点で結果はどうあれ、
今回はお互い勝利だなと思った。
あとはゴールテープを切るだけ。
Ryoさんと一緒に走り出しますが、
腰の痛みに思わずストップ。
先に行ってもらいます。
しばらくすると、
モチコロさん、しゅくぞうにも抜かされます。
千波湖を抜け、坂道が見えてくる。
ここが噂のゴール前の激坂か⁈
にしては少し早い気が…?
ここでも歩いていると後ろから
「ぺた、ぺた、ぺた」
と、ルナサンダルの音が…
(まぁ、聞こえるわけないけど)
「黒く塗るぞー!」
コーモンさまっさん!!!
マジで抜かされるとは思わなんだ。。
まっさん、さすがである。
意気消沈してしばらく休んでると、
よーじさんにも抜かされる。
坂を登り切ると、
中学生たちの応援アーチが待ち受ける梅香トンネル。
元気をもらって懸命に走った。
…が、応援が途絶えた瞬間にまた歩く。
トンネル抜けて40kmの給水所。
ボランティアの中学生たちがざわつく。
「凄い人数きたよ!!」
サブ3.5ペーサー集団が真後ろに迫っていた。
***
41km〜Finish 11'21"(5'10"/km)
3:29'22"(gross)
サブ3.5ペーサー集団に抜かされると同時に、
実はまだサブ3.5を狙える位置にいたことに気付く。
40km通過が3時間18分。
あと12分で2.195kmだ。
ここから走り続けるのはキツい。
でもやるしかない。
「頼むから腰、もってくれ。。」
祈るように走っていると、
41kmあたりでついに出た。
そう、水戸名物のラスボス坂。
「マジ、壁でしかない」
なるべく上は見ずに目の前の一歩だけを見つめる。
前方にはいつの間にか抜かされていた全力さん。
私: 「もう少しです!頑張りましょう!」
全力さん:「もう無理ぃ…」
そうは言いつつ、サブ3.5を達成した全力さん。
勢いも戻ってきて、今後の伸びは半端ないはず!
そんな全力さんをパスし、
坂を登り終えたところで再びよーじさんが前に。
「よーじさん、あと少し!ファイトです!」
と言って、パスしようとすると…
私:「Highですぅ!(兄貴のためなら喜んで!)」
ということで。
最後は2人並んでサブ3.5達成ゴール。
からのガッチリ握手。
そして一緒にコースに一礼。
(さすがに帽子は取りました)
…て、また買ったんかいwww
だってよーじさんの初サブ3.5に立ち会えたんですもの。
これは散々迷って即購入!
ホント最高の瞬間でした。
「辛かったけど、諦めないで良かった」
苦しい練習を乗り越えてきた仲間の感動の瞬間に立ち会える。
自分のことのように嬉しかった。
ゴールして少し休んでいると、
全力さんもゴール。
記録証受け取り、Ryoさんとも合流。
お互い苦しいところからの完走、サブ3.5達成の健闘を讃え合う。
***
会場戻るのも腰と脚が痛過ぎて一苦労。
皆さんの結果を聞く。
さつかさんはサブ3どころかサブ55達成。
nagisaさんは見事サブ3達成。
しかも女子10位入賞だ。
ブログをやっててホント良かったなって思った瞬間。
各人がこの日までにどんな練習をしてきて、
どんな思いでレースに臨んでいるか。
それを少しでも知っているからこそ、
達成した時の喜びは自分のことのように嬉しいんだ。
***
その後はよーじさん主催のアフター@水戸
naoさん、バンビさん、Furuhon-yaさん、ベリーさん、よーじさん、私の6人(50音順)。
本当はooiさんも参加できるはずだったのですが、
何度もご連絡いただいてたにも関わらず、
完全に気付きませんでした。。
>ooiさん、本当に申し訳ございませんでしたっ!!
この埋め合わせはまんぞう会にて!
楽しい時間はあっという間。
宴もたけなわさよならパシャり。
帰りはnaoさん、よーじさんと一緒に鈍行にて。
意外にも割と早い段階で座れて帰れました。
課題が残るレースでしたが、
来年こそは前日に引っ越しせずに参加したい。
そんな水戸。
長々とお付き合い頂きありがとうございました!
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