【美ヶ原峠走】風林火山(前編)。
さて、道マラレポは一旦置いて、夏季休暇までタイムスリップ。
美ヶ原峠走のレポ行ってみよう。
約1ヶ月も経ってますからね。
前回の分を貼っておきます。
short-cut-to-runners-high.hatenablog.com
***
峠走の朝は早い。
4:00には目が覚め、準備を始める。
今回は松本駅前に宿泊した仲間が大半を占めていたので、実家から車でピックアップ。
道すがらコンビニで朝飯。
5:30集合だったのに少し早めの5:15には駅前に到着してしまった。
そのせいでRyoくんを慌てさせてしまったのか、ドタバタRyoが顔を出す。
続いて駅前ロータリーにてくまさん、トマスさんをピックアップ。
黒いおじさんは浅間温泉に泊まってるので集合場所に直接来てもらう手筈になってる。
集合場所にとうちゃこ。
まだ元気なうちに撮ろう。
一同、未開の峠走に恐れを成してる。
全容を知るのは自分だけ。
なので、
「辛いのは最初の数kmだけですよ!」
そう言って皆を鼓舞する。
いざ、尋常に!!
いきなり勾配15%を超える激坂。
これが2.5km。
ここをRyoくんはスイスイと駆け上がってく。
くまさんもぴたりと付いていく。
続いて自分なんだけど、少しづつ離されていき、カーブでギリギリ2人が見えるか見えないかぐらいまで空いてしまう。
すぐ後ろをトマスさん。
そしてカーブで見えなくなってしまったが、黒いおじさん。
…あれ?
黒いおじさんは峠走ばかりやってて一番速いんじゃないかと思ってたんだけど、、
激坂区間が終わり、その先の美鈴湖でトイレ休憩も兼ねて一旦小休憩。
流石Ryoくんとくまさんは余裕そう。
トマスさんもまだまだ余裕。
…おい、大丈夫か、黒いおじさん?
とりあえず進むよ?
***
割と楽になるんじゃないかと思ってたけど、よく考えたらところどころ勾配14%とかいう看板が出てるんだわ。
下りの時しか出てない看板。
登りの時にはそんなキツい坂を登ってたなんて知る由もなし。
そんなトリッキーな峠道とあって、走力差によりみるみる開くその差。
富士登山競走経験組(Ryo & くまさん)
富士登山競走◯貞(トマスさん、以下略)
10kmあたりでさも休憩しなよとばかりに分岐があり、Ryoくんとくまさんが待っててくれた。
トマスさんもすぐに合流し、だいぶ経ってからりるさん黒いおじさん。
1人だけシャツが絞れるほどの発汗量。
ちょっとキツいんでゆっくり行きますわ、とのこと。
5, 6kmほど先の武石峠まで走ればあとはほぼ平坦。
みんなに声をかけた。
「次は武石峠で休憩しましょう。
あと7kmくらいです!」
自分の記憶では17km地点が武石峠だったので、あと7kmと言ってしまったけど、昨年1人で走った時は実家からだからスタート地点が2km弱手前だったんだわ。
先頭を行くのは迷走ランナーRyoくん。
誰よりもよく道に迷い、誰よりもサブスリーに迷っている彼が先導するとあらば何かが起こる。
まさかここから2人の歯車が狂い出すとは思いもしない一同であった。
つづく。