低血糖サブ4ランナーのサブ3挑戦記

考えて食べて、考えて走る

【赤羽トライアルマラソン】俺の東京マラソン(後編)

これまでの続き。
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***


21〜25km(20:13)
4:03, 4:04, 4:03, 4:00, 4:02


これくらいのペースだと呼吸が安定するので、恐らく現状のMペースはこれくらいかも。


それにしても左脚がいよいよキツくなってきたぞ。
ハムに乳酸が溜まって嫌な感じ。


22kmでスタート地点に戻る際、また沿道を確認してみるも、妻たちはまだ現れない。


時刻は10:30をまわるところ。
10:00には妹と合流して向かうとのことだったので、次の10:50頃なら流石に来てることでしょう。


***


26〜30km(20:32)
4:04, 4:04, 4:04, 4:08, 4:13


乳酸が溜まり過ぎて辛抱堪らん。


ふと思い出したのはpetaさんの編み出した妙技「乳酸散らし」。
一気に落とせば或いは楽になるやもしれぬ。


その考えが頭を徐々に支配してくる。


とはいえ、我慢出来ないほとではなかったので、今までの自分なら「いけるところまで攻めよう」とか「とりあえずキリ良く30kmまで粘ろう」なんて根性論で押し切ってたと思う。


でもここが1番の収穫で「まだペースコントロールが自由にできる余裕があるうちに下げよう」って決断することができた。


28kmあたりから、思い切って430まで落とすつもりで一気に落とした。


すると乳酸が散って、脚がぐっと楽になった。


しかし、GARMINが告げたラップタイムは4:13


こんなに楽にサブスリーペースで走れるとは思わなんだ。
これはきっと速いリズムに身体が慣れたからだろう。


27kmでまたスタート地点へと戻る。
妻は未だ現れず。


***


31〜35km(21:14)
4:18, 4:16, 4:12, 4:16, 4:11

(30km通過: 2:00:41)


30km通過タイムが思いのほか速くてビビる。


キロ4で30kmとかギリギリだったのに、フルマラソンの途中経過をそのあたりで走れるようになったのか。


何だか感慨深いものがある。


それに思いっきり落としてる感覚でサブスリーペースで走れてるのが嬉しくてしょうがない。


このまま走り切れれば2:52台か。
心肺は楽だし、脚の方もだいぶ楽になった。


そして32kmでまたスタート地点へ。


すると…










…妻発見!🤩


「あと2周!」とピースしながら声をかける。
今回のマラソンは楽しく走り終えそうだ!


…と、この時までは思ってた。


***


36〜40km(23:16)
5:13, 4:29, 4:31, 4:29, 4:34


それは突然やってきた。


バチーン!


左脹脛を思いっ切り攣った。


実はあまりレース中に攣ったことないので、正しいかわからないけど、直ぐにつま先を掴んで勢い良く引き上げる。


一瞬かなり痛いけど、ガムテープで毛を抜くのと同じ要領で一気に伸ばす。


しばらくすると痛みがスーッと引くと同時に凝り固まって滞ってたものが流れてくイメージ。


すぐに走り出すも、また脚攣りそうな感覚が残ってて4:30以上は上げられない。


でもこのペースならサブ55はまだいける!


応援に来てくれた妻たちも応援してくれてる。

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こっち見て。


***


41km〜ゴール(13:48)
5:06, 5:40, 3:02


ここからは脚攣り地獄。


最初と同じく止まっては勢い良く伸ばし、落ち着いたら走り出すを繰り返す。


走り出すと4:30付近までは上がる。
そしてまたすぐ攣る。


実は今回の裏目標として3位以内での入賞を内に秘めてた。
なぜなら赤羽トライアルマラソンの入賞者特典が翌月のレース出走権だったからだ。


3位をキープしてたけど、最後の最後で2人に抜かれた。


そしてゴール直前。

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©️zunzumanスポーツ


盛大に攣った。


スタッフから「だ、大丈夫ですか⁈」と声を掛けられる始末。


脚を引き摺りながらゴール。笑


タイム: 2:58:59


そしてすぐ後ろからナコラマさん!
ついにサブスリー達成!!!


遅れてtakawonさん。
そしてすぐにりるさん。


惜しくもりるさんはサブスリーまで13秒足らず。
この前のRyoくんと同じではないか、、
あと50m、、


この雪辱は3月に果たすとのこと。
食べ過ぎなければいける!笑


***


ゴール後は脚攣りの影響で全く動けず。


左脚を庇ったせいで右膝も死んだ。
軽く腸脛靭帯炎っぽい症状で心配。


だけど、ギリギリサブスリーできた安堵と皆のやり切った表情を見て、達成感で満ち足りた気持ち。


折角なので集合写真。

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みんな良い顔してるぜ。


そして最後は気配り上手の応援隊長zunzumanさんからアルコール消毒のススメ。

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最高だぜ!


これにて赤羽トライアルマラソンのレポ終わり。


次に向けて少しずつ走り出していくかな。


ばい!