低血糖サブ4ランナーのサブ3挑戦記

考えて食べて、考えて走る

【赤羽トライアルマラソン】俺の東京マラソン(中編)。

前回の続き。
short-cut-to-runners-high.hatenablog.com


***


コース図。
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今回のコースは最初に1.0975kmで折り返し、2.195kmの端数分を走ってから2.5km毎の折り返し。


その折り返し回数は実に18回。
全て右回りで、一度ほぼ止まってからペースを毎回戻すので、左脚への負担が蓄積していく。


あと気になるのは、荒川河川敷は水捌けをよくするために川に向かって傾斜が少しかかってる。


これも地味に脚へのダメージがデカかった。


***


0〜5km (19:41)
3:51, 3:56, 3:59, 3:57, 3:59


号砲と共に抑え目を意識してリラックスしたスタート。


今回は正直レースプランをガチガチには決めておらず、走り出した調子で決めようと思ってた。


調子良ければサブ50。
普通ならサブ55。
悪ければサブ3。


とにかく体感重視で最後まで走り切れそうなラインを探っていく。


49名の草レースということで全く集団ができる気配がない。
というか1位スタート。笑


最初の100mくらいで1人に勢い良く抜かれたけど、淡々と走ってたら1km手前ですぐに追いついた。


するとそのランナーさんから話しかけられたので少し会話。


「これって最初は1kmで折り返しですか?」

High:「そうです!そのあとは2.5km毎に折り返しです。ちなみにペースはどれくらいでいきますか?」

「アップ無しでキツいですが、3:50〜3:55/kmくらいでいきます!」

High:「は、速いですね… さようなら!」


ピピ。Garminが1km経過を告げる。


1km 3:50.9


パッと見たら3:50だけ目に飛び込んできたのでビビった。


今回、実はレースシューズを敢えて使い慣れた練習用のピンクVFN%で臨んだ。
走行距離は650km超え。


新品VFN%だと反発力が強過ぎるせいか、上に跳ねてしまい、上手く推進力へと変えられてないのではないか。


使い慣れたVFN%でも充分に反発力を感じられるし、何より楽に前に進む感じがしたので、これの方がフルマラソンでも脚がもつかも?


案の定それがハマったのか、平日5日のうち激務で2日しか走れなかったのが功を奏したのかはわからないが、とても楽に走ったつもりで3:50だった。


とはいえ、これで押すのは怖すぎたので、何とかペースを落とそうとするも、なかなか落ち切らずに5km通過。


***


6〜10km(19:57)
4:00, 4:00, 3:57, 3:59, 4:01


ペースがやっと落ち着いてきたものの、まだ少し呼吸が荒い。


もう少し落としたいけど、リズムが良くてなかなか落とせない。


この時まで2位だったけど、ずっと後ろから1人追いかけてくる足音は聞こえていて、確かこの区間で追いつかれ、しばらく並走。

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©️zunzumanスポーツ。


このランナーの方がキロ4より恐らく1, 2秒速い感じで走られてて、サブ55まで落としたい自分の意図とは合わなかったので徐々にフェードアウト。


ちなみにこの方が2:50:09で1位だった。


***


11〜15km(20:05)
4:01, 4:01, 4:00, 4:00, 4:03


やっぱりサブエガは無理だなと思って、サブ55の4:08あたりまで落としたいけど、全然ペースが落ちない。
微妙に呼吸が乱れてて気になる。


この赤羽トライアルマラソン、実はスペシャルドリンクをスタート地点に置くことができる。


つまり5kmに1回はスペシャルドリンクが飲めるということだ。


普通なら8回分用意しなきゃだけど、俺は何も考えずこの1つしか用意してなかった。

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俺のスペシャルドリンク。


中身はこのMEDALIST AMINO DIRECT5500
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しかし、そんな自分に救世主が。


それは応援隊長zunzumanさん


レース前にこんな厚かましいお願いをしていた。


High:「毎回飲んだらボトルを横に投げ捨てるので、またテーブルに戻してくれませんか…?🥺」

zunさん:「おっけ!任せて!」


お陰で毎回安心してスペシャルドリンクを補給することができました!


ちなみに、あとで応援に来ていた妻から聞いたところ、ずんさんは毎回ボトルの口をアルコールペーパーで拭いて綺麗にしてから戻してくださっていたとのこと。


配慮が行き届きすぎて感動。


ずんさん、ありがとうございました!


***


16〜20km(20:13)
4:03, 4:02, 4:02, 4:02, 4:04


リズムを崩さず、やっと少しずつペースを落とすことができた。
これは今回の大きな収穫。


心肺の方はまだ余裕あるけど、徐々に見え隠れし始める左脚のダメージ。


何かハムが重い。
走ってればそのうち回復するか、気にならなくなることを信じて走り続ける。


妻もそろそろ応援に来てくれるはず。
スタート地点に戻る度に沿道をチェックしてみるもまだ現れず。


長くなったのでつづく。