低血糖サブ4ランナーのサブ3挑戦記

考えて食べて、考えて走る

時には気持ちで。

「マラソン練習は腹八分で終わらせることが大事」


これは練習の継続性の観点からよく聞く話。
そして自分の経験上からも痛感しているところ。


追い込む練習は達成感が大きく、自己満足度は高いけど、怪我のリスクやオーバートレーニングによって負のスパイラルに陥る可能性が高い。


短期的に見ればそれで結果が出てる人がいるのは知ってるけど、それはたまたま怪我しなかっただけの結果論に過ぎない。


頭ではもちろんわかってる。


でも今は東京マラソンでサブエガ達成する為に、ギリギリの練習メニューを組んでる。


その中で先週水曜日のポイント練習を終えた翌日から体調を崩し、土曜日に予定していた一番大事なはるやま練でのハーフ(3:50/km)が出来なかったどころか2日連続でランオフ


日曜日に起きた時点でもまだ喉の違和感と怠さが若干残ってて、普通に考えればランオフ一択。


昼まで病院で処方された漢方(麻黄附子細辛湯、桔梗石膏)を飲んでたけど、走るのが嫌になるほどの倦怠感も消えたので、我慢できず外に出た。

ピッコロの技みたいな名前。


やはりフルマラソン2週間前の20km RP走くらいはやっておきたい。


走力維持とレースペース確認の為の単なる儀式みたいなもんだけど、メンタル的な要素も多分に含んでいる。


***


アップの時からまだ喉まわりに悪い菌がうろついてやがるなって感じ。


そしてこういう日に限って荒川では風が強く吹いている。


しかし、やると決めたらやるんだ。


こんなコンディションなので、下方修正して4:00/kmで行くことにした。


最初の5kmは追い風。


心肺は思った以上にキツいけど、流石にまだ気持ち良く走れてた。


しかし問題は6km目から。


わかってはいたけど、折り返した途端にもの凄い向かい風を受ける。


気持ちが折れかける。


このまま追い込んだら体調が悪化する可能性が高い。
今すぐにでも辞めるべきだ。


頭ではもちろんわかってる。


でもこれをこなせなければ、俺は東京マラソンに自信を持って臨めない。


体調が悪化してしまったら所詮その程度。


そもそもこのペース走を中断して体調を無難に整えたとしても、サブエガなんてできなかったと諦めもつくもの。


だから、もうどうにでもなれって思いながら必死に走り続けた。


意外と13kmまでは心拍数がM-paceの範囲内。


やっぱり体調不良と強風がキツかった原因だったみたい。


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結局、翌日も体調が悪化することはなかった。
花粉症で鼻はずびずびだけど、、


…わかってる。


これはただの結果論だ。


東京マラソンまであと12日