【小出式No.15】Target Date後編
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(よし、今年の挨拶はだいぶ早いぞ)
今年の箱根駅伝の感動といったら。
まさか母校が準優勝するとは。
「2位で悔しいと思えるチームになった」
森アナの実況震えたね。
最後の小野寺選手の走りに涙腺崩壊。
計り知れないプレッシャーの中、よく頑張ったよ。涙
彼を攻める輩がいたら俺が許さんって思ってたら彼の「ごめんなさい」ツイートに激励の嵐。
おじさんほっこりしたよ。
来年の勝ちの因を作っただけ。
君が来年の主役だ!
と、同時に駒澤大学!
優勝おめでとうございます!
ラストの石川選手の走りが素晴らしすぎた!
去年、同じく10区で悔しい想いをしたとのこと。
今年一年、その悔しさを胸に戦ってきたからこその走りだったのかと思うとこれまた涙が、、
どの大学、選手、マネージャーにもドラマがあって最高の二日間だったな。
もはや来年が待ち遠しい。
このやりようもない気持ちをソッコーで走りにぶつけてみた。
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だいぶ前置きが長くなりましたが。
11/29(日)のサブスリー挑戦期記
後半編となります
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ハーフあたりから息切れ。
23km過ぎてペースまで落ち出す始末。
とし姉、junjiさんとも少しずつ距離が空く。
「もう駄目だ」
本気で辞めようと思ったその時。
周回ポイントですかさずpetaさんが前に入り、引っ張ってくださった。
petaさんは腸脛靭帯炎からやっと良くなりかけたところなので決して無理はできない。
それでも仲間の為と給水から応援、ペーサーまで縦横無尽の活躍。
「まだいける!このペースで大丈夫だから!まずはしっかり回復させよう!」
力強い御言葉をいただく。
GARMINを見ると4'30"/kmまで落ちてる。
「これで少しは楽になってくれ、、」
そんな願いに反して呼吸は全く戻ってこない。
どんどんと苦しさは増すばかり。
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26〜30km
4'30", 4'32", 4'37", 4'34" 4'25"
周回ポイントに戻り、petaさんからトマスさんへとペーサーが引き継がれる。
まさかこの背中をここで見ることになるとは。
ホントなら35km過ぎの苦しい場面で登場していただく予定だった。
不甲斐ない。
一瞬一瞬、必死でついていくけど、
いよいよ体が言うことを聞かなくなってきた。
いっそEペースくらいまで落とせば最後まで走れたかもしれない。
でもそうするのは耐えられなかった。
「30kmまででお願いします」
トマスさんにそう告げ、自分で幕を下ろした。
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立ち止まった瞬間、サブ50を目指すNさんがおいやんさんペーサーの元、颯爽と駆け抜けていった。
後から聞くとキロ4は余裕があり、30kmからペースを上げていったとのこと。
これを可能にしたのはNさんの想像を絶する努力によるもの。
最後は皆でNさんを応援し、目標達成の瞬間を喜び合った。
Nさんがこの日にむけて誰よりもひたむきに努力してきたのを知ってたから、みんな心の底から感動した。
ペーサーおいやんさんとの2人のカタい握手には胸がアツくなった。
(最高のシャッターチャンスだったのに目頭抑えてたわ、、(ウソ))
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少し落ち着いてからjunjiさんとダウンジョグ。
30kmしか走ってないのにたった4km程度のダウンジョグすらキツい。
サブスリーできなかった悔しさよりも、「何で?」って想いが心の内を占める。
自分の体に起こったことが理解できず、全てを出し切れなかった不甲斐なさで気持ちの整理がつかない。
でもそんなモヤモヤよりも、Nさんの目標達成が嬉しくて。
そのあとは何だか楽しい気持ちで満たされてたな。
ヨガで気持ちを落ち着かせられたことも影響してるかもしれない。
N氏の乾杯はもはや感動しすぎて何を言ってたか覚えてないくらい。
トマス氏お手製の焼豚&卵も五臓六腑に染み渡った。
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サブスリー挑戦は失敗に終わったけど、いまは気持ち切り替えて次に向かってる。
1/31(日)の東京チャレンジマラソンで次なるサブスリー挑戦!と思ってたけど、緊急事態宣言の発令でほぼ中止になりそう。
どこで挑戦できるかわからないけど、刀だけは研ぎ続けようと思う。
サブスリー達成に向け、挑戦はつづく。