【北海道マラソン2022】ただの旅行。
美ヶ原峠走のレポが終わったのでやっと道マラのレポを書く筆不精。
今回は1話完結です。
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今年は妻と旅行も兼ねての道マラ参戦。
何故なら北海道には母方の親族が全員住んでおり、以前から会わせたいと思っていたから。
そう考えるとやりたいことが多く、3泊4日となってしまった。
北海道といえばおいしいものがたくさん。
とにかく食べて、食べて、食べまくる。
道マラ前夜は親族たちが何と総勢13人も集まり、ディナーからの藻岩山での夜景鑑賞。
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道マラ当日。
前日はホテル周辺のコンビニからおにぎりが消えるという事件が発生。
4件回って何とか確保できたけど、来年参加する人は昼には買っとくべし。
朝食を済ませてYoshiさんが呼びかけてくださった集合場所へ。
よく見知った仲間が大勢いて、何だかホーム感。
でも北海道メンバーとは3年ぶりなんだよな。
感慨深いものがある。
みんなで再会を祝すシューズ円陣。
前回はDブロックスタートだったけど、有難いことに今回はAブロックスタート。
仲間達も結構いてテンション上がる。
何故か1人だけ名前ゼッケンのよしランさん。
既にお腹が痛いとか言ってるRyoくん。
スタート地点に着くと、おいやんさん、くまさん、さんたろさん、とし姉、ぶらざーさんもいて、いよいよホームだな。
とりあえずおいやんさんの残業話を聞いて一同絶句しながら号砲を待つ。
ちなみにおいやんさんの1ヶ月の残業時間はそこそこ残業してる一般サラリーマンの一年分と同じだ。マジで。
太陽が覗く瞬間もあり、チラつく暑さに震える。
気温は23度くらいとか言ってるけどすぐに上がるだろうな、、
てかトイレ行きたくなってきた、、
そんなことを考えてたらスタート。
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今回はロング走的なイメージ。
Mペースで行けるとこまで行き、残りはEペースくらい。
(ぶっ込むとも言う)
ちょうどめろさんも同じプランということなので一緒に行けるとこまで行くことに。
(道連れとも言う)
走り出してみるとかなり暑さを感じ、心拍数もそれに伴って少し高め。
そして案の定2kmあたりでトイレに駆け込み、(小)を済ませる。
それで4'39"なら大したもんだ。
でもめろさんとは残念ながらここでお別れ。
ペースは結局4'20"/km前後で落ち着き、ハーフまではそのまま巡航。
何故か10km過ぎくらいで既に撃沈してるめろさんに再び遭遇。
めちゃくちゃキツそうだ、、苦笑。
そんな自分も既に左臀部に痛みを感じており、今日は少し早めに攣る予感。
身体と対話しながら段階的に落としていくことに決めた。
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今年は新川通りがやたらと長く感じる。
折り返してきたちょっぱや組のよしランさん、おいやんさん、WAKAさん、takawonさんとエール交換し、何とか耐え忍ぶ。
あれ?
Ryoくんは?
前を走ってるはずなのに見かけないまま折り返し。
すると何故か反対側にいるではないか。笑
しかも凄いキツそうな顔してる、、
あとから聞いたら腹痛だったとのこと。
自分は結局25kmまでは4'25"/km、30kmまでは4'40"/kmで何とか粘る。
30km過ぎて今度はまさかのさんたろさん。
さんたろさんは道マラでサブスリーしたこともあるし、暑さは得意のはず。
話しかけてみると気持ち悪いとのこと、、
しばらく並走するも、途中で力尽きるさんたろさん。
そしてまたしばらくすると次はぶらざーさん。
ぶらざーさんは毎回安定していて、フルで一回も勝てたことがない。
こんなに実力者たちが撃沈してるとは、、
みんなさては旅行を楽しみ過ぎてたな。笑
自分も人のことは言えん。
いよいよ脚も攣りそうになる。
でも今回は秘密兵器がある。
「芍薬甘草湯〜!」
(え、常識じゃん、、)
自分は使ったことがなかったけど、コストコでたまたま見つけて購入。
しかし服用方法を全く勉強してきておらず、途方にくれる出走前。
そこでamikoさんが優しく教えてくださったのだ。
「即効性はあるけど、筋肉が弛緩するからレース前には飲まずに攣る直前に飲むのがいい」と。
ということですかさず投入。
綺麗さっぱり攣りかけてた脚が治るわけではなかったけど、先程までのビクビクが治まる。
そして代わりにスピードも出せなくなり、35kmまではキロ5ギリギリ。
36km以降に至ってはいよいよキロ5すらはみ出す。
歩きたい衝動に何度も襲われるけど、ここは気合いでしかない。
北大のくねくねやら凸凹が地味にキツい、、
でも集中して走ってたらいよいよゴール前。
ここでふと思い出したけど、妻が3ヶ所応援してくれるはずだったのに一度も見つけられなかった。
必死系High。
そんなこんなでゴール。
タイムは3時間12分56秒。
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ゴール後は軽く青空宴会に参加。
この前はjunjiさんが屈辱の御酌をめろさんにしてたけど、今回は立場逆転。
青空宴会を早めにお暇し、妻と一緒にたくさんから教えていただいた美味いラーメン屋へ。
午後営業のポールポジションゲットし、一番乗りで着座。
すると後ろから肩を叩かれる。
振り返るとまさかのRyo夫妻。
同じくたくさんからラーメン屋を聞いて来たとのこと。
やはり同じくスピードタイプのライバル。
考えることは同じだな。(謎)
翌日までゆっくり札幌を堪能し、最後は寿司だけ食って帰りましたとさ。
来年こそは道マラでもサブスリーだ!