低血糖サブ4ランナーのサブ3挑戦記

考えて食べて、考えて走る

【年忘れ荒川30K】クリスマスとのセット練。

12/26(日)。


我らが月例赤羽の開催日でしたが、シゲさんにお誘い頂き、「年忘れ荒川30Kチャレンジ」という大会(練習会?)に参加してきました。


ゼッケンやタイム計測はないため、タイムは自分の手元時計で計測するシステム。
その代わり2,500円という破格の安さ。


とは言え、サブ50〜サブ4ペースまでペーサーが配置され、給水も片道3kmの6km周回で2回も用意されており、走る上では申し分ない手厚いサポートでした。


しかもお誘いしてくださったシゲさんからも手厚いフォローLINEまでいただき、至れり尽くせり。

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優しさの極み。


***


30Kをガチるのはあの大撃沈した東京30K以来。
今回は反省を活かして前日ランオフからのカーボローディングもキメることにします。


しかし問題はクリスマスのヤツです。


24, 25と2日間の暴飲暴食でカーボ(炭水化物)というよりファット(脂肪)をローディング。


24日の夜は上映開始を楽しみにしていた「キングスマン:ファースト・エージェント」を観に行き、当然のことながらキャラメルポップコーンナチョスホットドッグを食べました。
(仕事終わりにお腹が空いたので映画前に家でカレーも食べてます)


25日の昼は宅配アプリのmenuが2,400円クーポンをくれたのでローストビーフを頼み、家でもご飯を炊いてスタンバイ。結局ご飯を2杯お代わり


夜はガストがクリスマスということで素晴らしい宅配セットを用意して下さり、ローストチキンマヨコーンピザサラダを妻と2人で妻は少食なのでほぼ1人で完食。
ケーキも半分喰らう。
お酒も嗜む程度に。
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結果。


体重は再び大台の60kgに。


***


当日の朝は胃もたれで気持ちが悪かったので、おにぎり1個と味噌汁で充分。


外に出てみると今年1番の寒さ。
1度まで下がってたらしい。


ボーッとしながら電車に乗ったけど、よくよく考えてみると装備をミスったことに気づく。


現地に到着し、シゲさん&Ryoくんと合流。

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こんな感じの雰囲気。


Ryoくんに迷わず来れたか聞いたところ、流石に今回は元ホームの荒川ということで大丈夫だったとのこと。


しかし、実は今回急遽コース変更があり、シゲさんが前もってRyoくんにもリマインドLINEを送って下さっておりました。


それがなければRyoくんは露頭に迷っていたかもしれない、、


何はともあれ無事に3人合流し、今日の寒さ対策をどうするか相談します。といっても俺は対策なし。


そんな自分を見かねたシゲさんが何と手袋を貸して下さることに。感涙
そして考えた末にシングレットの上から着てきた長袖をそのまま着て走ることにします。


3人で一緒に2kmのアップを済ませ、練習会みたいな感じの雰囲気でゆるっとしてたけど、とりあえずシューズ円陣。

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全員ナイキ。


***


スタートの整列も開始時間2分前から始まり、まだ移動している人もいる中でぬるっとスタート。

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Ryo&Highのぶっ込みブラザーズがまさかの先頭。


最初からいきなりチャレマラを彷彿とさせる向かい風。
思わずペーサーさんも「強風ですね、、」とボヤいてきました。


それでも最初の1kmは3'58"。
向かい風でこのペースはなかなかキツい。
早速先頭でスタートしたことを後悔。

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もはや顎が上がってる。


2周目の向かい風区間に入り、「ここはペースを落とします!」とペーサーから鶴の一声。
…と思ったのも束の間。


「ほとんどペースが落ちてないんだが、、」


確かそのあたりで応援のためだけに5分だけ訪れて下さったひらぶーさんを見つけた。
寒空の中あざす!


***


2周目までは引っ張ったけど、これでは最後まで持たないと思い、「次の向かい風区間は集団の後ろ下がるわ」とRyoくんに声掛けし、3周目から後方へ。

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Ryoくんは最後まで先頭だった。


なるべく淡々と刻むつもりだったが、向かい風区間で頑張ってペースを守り、追い風区間になって更に上げるので、18kmあたりでキツさがピークに。


しかし、19kmあたりから向かい風区間でのペースも落としてくれ始めたので、呼吸は上がってるが何とか粘れる。


周りを見る余裕も少し出てきて、Ryoくんがまだ先頭で余裕そうな感じだと知る。
それから女性ランナーが3人近くにいることに気付く。
何だか余裕で会話もしたりしててビビる。


そこから粘りに粘り、26km地点の折り返しから最後の追い風区間
ペーサーさんから「行ける人行ってください!」との檄。


するとみんな一斉にペーサーさんを抜かし始める。


割とギリギリだったはずだか、周りに流されて自分もつい前に出てしまう。


Ryoくんが反応しなかったので、これはもしや勝てるか⁈


27kmのラップが3'51"。
28kmのラップが3'47"。


最後だからと頑張れてたけど、流石に苦しくなってきて29kmのラップは3'48"と少しダウン。


すると…
「Highさん、最後まで頑張りましょう!」
何と横からするっとRyoくん…!


少しずつ離され、流石にこれは厳しいかもと心が折れかける。


そんな時にまさかの救世主!
応援ランで来てくださってたJUNさんが登場し、引っ張ってくださる!


息を吹き返し、どんどんとペースも上がる。


ゴールまで残り300m。
これなら何とか差し返せる!


グングンと差が縮まり、もう抜くぞというところでGarminが30km地点を知らせる。


GPSがまたズレてるんだな」
と思った瞬間にまさかのRyoくんもストップ!


ターゲットを見失ったものの、辞めるわけにはいかない。


そのまま全速力で駆け抜けてゴール。
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何と最後の200mは3'08"/kmペース


***


衝撃のラストだったけど、そのあとシゲさんも無事に4'15"/kmペースで走り切り、みんなで日高屋で健闘を讃えあった。


これで無事に年が越せる。


年忘れ30Kいいね。


年忘れたまリバーにつづく。