低血糖サブ4ランナーのサブ3挑戦記

考えて食べて、考えて走る

【奥多摩渓谷駅伝】Remember 12/5. その1秒を削り出せ。

12/5 日曜日。
奥多摩渓谷駅伝というかなりレベルの高い大会に参加してきました。


What's 奥多摩渓谷駅伝?
メンバーや当日の采配は?
www.yoga-run.tokyo
まぁ、まずはこれをお読みくださいな。


この駅伝大会には去年も参加したのですが、そこで迷言名言も飛び出ちゃったりなんかして。
一癖も二癖もあるメンバー達が集まれば何かが起こる。
short-cut-to-runners-high.hatenablog.com

***


全長44.6kmの奥多摩路。


人生と同じく山あり谷ありのコース。


それを6人が襷を繋ぎ合い、ゴールを目指すのだ。


そりゃドラマがないわけない。


昨年は2時間40分切りを目指し、結果は何と2時間40分34秒だった。
「あと1人6秒速ければ、、」


厳しい世界だ。


でも今年はここに向けてみんな一年勃起して頑張ってきた。


まずは恒例のスカウターでメンバーの走力を見てみよう。

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安定のビリ。


でも駅伝のような短い距離なら少しは役に立てる。
去年と同じく1区を任せていただき、感謝に堪えぬ。


***


今年はまっさんが監督兼サポーターとして大活躍。

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兼荷物持ち。

 
お陰でスタート前は付きっ切りでサポートしていただき、準備も万全に整えることができた。

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自慢の流しもキレてた。


去年はあんなに緊張してたのに、今年は何だか楽しみですらある。


そりゃそうだ。
登り坂が苦手とわかって峠走などを取り入れてきたからね。
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秘密の奥多摩コソ練もしてきたしね。

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まっさんと紅葉デート。紅葉なかったけど。


結果。
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去年から1分32秒更新。


***


1区の難所は2ヶ所。
以下、まっさん監督のブログより抜粋。

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4km目と6km目の登りがその難所だ。


往路の1, 2, 3区は基本的に登り基調なので、それ自体をキツいなんて感じてたら務まらない。


それに関しては去年のSS氏が名言を残している。
「どこが登り坂かわからなかった、、」


1区に話を戻す。


スタートから3km緩く登り続けるので、ぶっ込みつつも4km目の難所までは温存しておくイメージ。


それでも1km目のラップが去年より19秒も速い。
ここは去年が遅かっただけとか考えずに素直に成長を喜ぶ。


しかし、そんな調子の良かった自分をいとも簡単にスーッと抜かしていった裸足ランナーが1人。


昨年激闘を繰り広げた裸足チームだが、それもそのはず、走っていたのは裸足マラソン日本記録保持者なのだから、、

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裸足マラソンで2時間39分だってよ。


そんなこともありつつ、自分はこのペースが続かないので、2km目から猛る竿を落ち着ける。
どんどん抜かされるけど気にしない。
だってまだ難所が待ち受けてるからね。


予想通り4km目の坂で先行していた選手たちがみるみる溢れてくるので1人1人拾っていく。


下りで挽回してこようと抜き去った選手たちが後ろからまた追いかけてくるも、実は下り坂が得意なんよね。
ギアを変えずに前傾姿勢で身を任せながら呼吸も落ち着かせる。


そしていよいよ迎えた2ヶ所目の難所。
流石にもうキツい。


「実はこれを超えたあともゴール直前でまた登り坂なんだよな、、」なんて頭の片隅をよぎったり。


そんな弱気な自分の竿を奮い立たせ、「俺のV型六亀頭が火を吹くぜ!」なんて思ったり思わなかったり。


バテてるランナーたちをパスしながら必死に走ってたら意外とペース落ちずに乗り越えることができた。


…が、もう限界が近い。


懸命に振り絞り、ラストスパートは3'20"/kmを切ってたようだ。


おいやんさんに襷を繋ぎ、燃え尽きた。

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これが噂のヤムチャ


***


去年はとんでもない凡走をしてしまったけど、
今年は良い流れで襷を繋げた。


しかも2区のおいやんさんは先週のチャレマラで年代別優勝(しかも強風の中で終始単独走…)を果たしているチームNo.1の走力の持ち主だ。


「これで2時間40分切りはカタいな」


まっさん監督が次々と途中経過をLINEで臨場感たっぷりに送ってくれる。
3区SS氏の強烈な猪突猛進走りで登り坂を駆け上がってく動画にはチーム一同度肝を抜かれた。


「もはや2時間40分切りは俺の竿よりカタい」


4区N氏へ襷が繋がる動画を最後に、まっさん監督からの報告が途絶える。
ゴールで最終走者のちみのすけさんを迎えるために電車に乗ったからだ。


でも期待に胸が高鳴る。
ちみさんと二俣尾中継地点で5区petaさんを待つ。


するとpetaさんが飛び込んできた!


…いや、フラついてきた!


ちみさんが襷を受け取りやすいように目一杯広げてくれてるんだけど、気合い入り過ぎてだいぶ手前から広げていたせいだ。

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思わずちみさんも笑う。


でもお陰で襷はバッチリ繋がった。


2時間40分切りに向けてまっしぐらだ!


***


結果。









2時間40分05秒。


…う、うそだろ。


1人1秒足りなかった。


恐るべし、奥多摩渓谷駅伝。


でもお陰で仲間との結束はカタくなり、
ついに本物の竿円陣を梅の湯でキメることができた。


来年も同じメンバーで再挑戦だ。
待ってろよ、奥多摩!!


来年はチームを増やしてみんなで盛り上がれたらと思う。
だから興味ある人は一緒に奥多摩を駆け抜けようぜ!


ところで、今回も様々な迷言名言が飛び出した。
区間の様子も併せてまっさん監督が克明にブログに綴ってくださっているので、こちらもぜひ読んで欲しい。
www.yoga-run.tokyo


Remember12/5、竿円陣ズ。