【東京マラソン】キプチョゲを探しに(後編)。
前ももの筋肉痛もほぼ完治したと思ってたけど、中3日空けてジョグってみたらまだ軽く残ってた。
とっくに治ったと思ってたハムも普通に筋肉痛というか凝り固まってる感じ。
しばらくゆっくりめのジョグで解していこう。
それからいつもそうなんだけど、フル走ったあとは免疫力低下してるせいで毎回喉が痛くなり、2, 3日は少しボーッと体が火照ってる感じが続く。
酷い場合はそのまま扁桃炎で39度以上まで熱が出たりするんだけど、今回は昨日までがピークで何とか引いてくれたみたい。
まだ喉の炎症が残ってる感じがするけど、明日には完治してるはず。
とにかく3/21のRFC板橋荒川までの過ごし方としては、疲労抜きに専念するの1択。
東京マラソンがある意味ではこれ以上なく特異性の高いポイント練習だったと考えれば、疲労さえしっかり抜け切れば良い状態に仕上がってるはず。
大会を利用する小出式、川内式に倣って強くなるぜ!
というわけでレポ後編。
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11〜15km
21:00(4:12/km)
4:07, 4:08, 4:08, 4:03, 4:08
※5kmのラップタイムは公式記録。1km毎のラップタイムは手元時計(Garmin)
実はまだsub255目指してた区間。
その為には4:08/kmあたりで走ればいいんだけど、手元時計ではちょうど良い感じで走れてた。
しかし、こうやって見返すと、公式記録と1kmあたり4, 5秒のズレがあったので、計画は大幅に崩れている。
この区間は眠ったように走ってたので、そういう計算も全くできず気づかなかった。
13km過ぎの日本橋コレド付近。
「Highさん!」と左斜め後ろから声がしたので、慌ててバッと振り向く。
何とレオンさん、晴輝さんでした。
辛うじて応えて走り抜けたけど、こんな大人数の中を気付いてもらって嬉しかった。
ハッキリとは覚えてないけど、マフさんには途中で3回くらい声掛けてもらったと思うし、はる姉&とし姉ペア(とし姉の声はピンク過ぎて気づかなかった。注: 2人とも漢です)からも黄色い声援をもらったし、JUNさんからも最低2回は応援してもらったはず。
どの区間でも応援してくれる方がいらっしゃって、本当に力になりました。
※ここに名前を書いてない方は記憶に強いので後ほど出てきます。
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16〜20km
21:01(4:12/km)
4:11, 4:10, 4:08, 4:07, 4:10
同じ出力のつもりでも少しペースが落ちてきた。
余裕度は高いけど、sub55は厳しいかもと思い始める。
東京マラソンのコースはスライド区間が何箇所かあるが、こちらの19.6km〜28.3kmが最も長いスライド区間となっている。
今回の目標はキプチョゲとセルフィーを撮ること。
もしキプチョゲが世界記録ペースの2:53/kmで走っているなら、4:09/kmでこちらが走れば出会えるはず。
目標のsub55ペースで走れてれば問題なく出会える。
それに俺はそのあたりで今のところ走れてる。
結果やいかに。
もっと拡大してみると、、
おや?
キプチョゲハズゴーン。
本人目線からすると、黒人選手が颯爽と走ってきて、その後ろを鈴木健吾選手がもう1人の黒人選手と走ってきたのが見えた。
この時点でキプチョゲはその先のランニングワールドに旅立ってしまったことを悟った。
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21〜25km
21:14 (4:15/km)
4:05, 4:09, 4:16, 4:15, 4:21
中間点: 1:28:39(4:12/km)
キプチョゲは旅立ってしまったが、エリート達の走りに興奮。
選手達に向かってエールを送ってたら元気が湧いて少しペースが上がった。
気持ち良く走れてるし、余裕度も高い。
しかし、23kmあたりで周りの見慣れたランナー達がどんどんとペースアップしていく。
ピピっとGarmin先生。
23km 4:16。
俺が落ちてたのか。
出力変えたつもりもないし、余裕度も高いはずなのに、、
一体何が起こったんだ?
とりあえず出力上げるわけにはいかないのでそのペースで推すことにする。
長くなったのでつづく。
次の完結編でラスト。